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資産運用は、「お金が減りそうで怖い」「手間がかかりそう」と思っていませんか?
ここでは、はじめて資産運用をおこなわれる方でもポイントをカンタンに確認することができます。外国株式や外国債券ってなに?
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前ページで学んだ国内株式と国内債券は、日本の企業等に投資する商品でした。
このページで学ぶ外国株式と外国債券は、海外の企業等に投資する商品であり、一番の特徴としては 「為替の影響を受ける」ということです。外国株式や外国債券は、株式や債券の特徴にプラスして為替相場の影響も受けるため、相対的に国内株式や国内債券に比べて値動きが大きく、ハイリスク・ハイリターンの傾向にあります。
- 為替の影響を受けるということは、先進国に投資する商品と新興国に投資する商品で、値動きに違いがあるということでしょうか?
- そのとおり。
新興国に投資する商品の方が今後の成長が期待できますが、経済や市場が未熟で不安定な場合もあります。
そのため、一般的には新興国に投資する商品の方がハイリスク・ハイリターンの傾向があります。
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為替リスクヘッジ
為替リスクの全部または一部を回避(ヘッジ)する“為替ヘッジ付き”商品もあります。
この商品は、為替リスクを回避しているため、円高のデメリットもなければ円安のメリットもありません。
ただし、為替をヘッジする場合は、将来の為替を予約しますが、その際に対象となる通貨の金利差分について、為替ヘッジコストが発生します。(※)米ドルとの関係では、日本円の金利が低いから為替ヘッジコストが発生するのですね。
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